TOPへ

【児童扶養手当を活用した働き方】支給額の計算方法や手当に頼らなくていい年収目安を紹介

2020.09.08

シンママazusaさんのコラム

【児童扶養手当を活用した働き方】支給額の計算方法や手当に頼らなくていい年収目安を紹介

シングルマザーに対して国から支給される「児童扶養手当」ですが、児童扶養手当には所得制限があり、所得が多いと一部支給または支給停止となる特徴があります。

 

実際にどんな働き方をすれば全額もらえるのか、自分はいくらもらえるのか、そもそも活用すべきなのか🙎‍♀️…と悩んでいるシングルマザーも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「児童扶養手当を活用した働き方」をテーマに、支給金額の計算方法や手当に頼らず効率よく稼げる年収目安などを紹介していきます。

なお、児童扶養手当の基礎知識は「【シングルマザーの手当】児童扶養手当を活用しよう!」をご覧ください💁‍♀️

児童扶養手当の支給額はどうやって計算するの?

児童扶養手当には全部支給と一部支給があり、その金額は所得に応じて決定します。

 

まず、児童扶養手当の支給額と所得制限を確認していきましょう。

児童扶養手当の支給額と所得制限

<支給額>※子供が一人の場合👶

 

・全部支給:月額43,160円
・一部支給:月額10,180円~43,150円

 

<所得制限>

 

扶養親族等の人数 全部支給限度額  一部支給限度額
0人           49万円        192万円
1人            87万円       230万円
2人          125万円       268万円
3人          163万円       306万円
4人          201万円       344万円
5人          239万円       382万円

児童扶養手当の「所得」とは?

児童扶養手当における「所得」とは、給料や家賃収入などあなたが得た全ての収入に養育費の8割を足した金額から、定められた控除額を差し引いた金額です💰

 

<児童扶養手当の所得>

 

所得=(収入+養育費の8割)-控除額

 

パートなどの給料のみで計算するなら、職場からもらった「源泉徴収票」に記載されてある”給与所得控除後の金額”があなたの所得。さらに養育費をもらっているのであれば、そこへ8割の金額を加算しましょう。

 

なお、養育費の8割は、「1年の養育費×0.8」で計算できます。仮に月に5万円・年間60万円受け取っているのであれば、60×0.8=48万円ですね。

児童扶養手当の控除額

児童扶養手当の所得制限には、上記で計算したあなたの所得から一定の「控除額」を差し引いた金額を当てはめます。

 

<児童扶養手当の控除額>

 

・一律控除:8万円
・障害者控除:1人につき27万円
・特別障碍者控除:1人につき40万円
・勤労学生控除:27万円
・寡婦(夫)控除:27万円
・寡婦特例控除:35万円

 

その他、医療控除、配偶者特別控除、小規模企業共済等掛金控除、雑損控除などがあります。(金額に応じて相当額が控除される)

 

どんなシングルマザーでも必ず適用されるのは、一律控除の8万円。自分がどの控除を受けられるか分からない方は、お住まいの自治体に問い合わせてみてくださいね📞


◆横浜市児童扶養手当窓口
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/oyakokenko/teate/teate/jidoufuyouteate.html

◆川崎市児童扶養手当窓口
http://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000030498.html


所得から控除額を差し引いた金額を所得制限に当てはめて、自分が全部支給か・一部支給か・もしくは支給されないかを調べましょう🔍🙂

一部支給の場合の支給額計算方法

上記で計算した金額が全部支給の所得制限を超えており、一部支給の所得制限内であった場合は、月額10,180円~43,150円が支給されます。

 

一部支給といっても範囲が広いので、正確な金額も計算してみましょう。

 

<一部支給の計算式>※子供が一人の場合👶

 

43,150-(所得-全部支給の所得制限限度額)×0.0230559=月額支給額

 

例えば、15歳未満の子供を一人育てており、養育費や給料を合わせた所得から控除額を引いた金額が100万円だったとしましょう。

 

この場合全部支給の所得制限限度額は87万円なので…

 

43,150-(1,000,000-870,000)×0.0230559(*10円未満四捨五入)=40,150円

 

子供一人を育てるシングルマザーの児童扶養手当における所得が100万円である場合、月額40,150円、年間481,800円の児童扶養手当を受け取れることが分かりましたね☝

児童扶養手当を全額受給できるのはどんな働き方?

では、児童扶養手当を全額受給できる働き方の具体例を確認していきましょう✅

※15歳未満の子供1人と母親の2人暮らし、養育費なし、控除は給与所得控除65万円、一律控除8万円のシングルマザーを想定

 

この場合、全部支給の所得制限限度額は87万円。つまり、「87万円+給与所得65万円+一律控除8万円」で控除前の年収が160万円以内であれば全額受給可能です。

 

1年は約52週ですが、お休みなどを考慮して49週で計算してみましょう。

 

◆例①時給1,000円で1日7時間、週4日のパート

 

1,000円×7時間×週4日×49週=年収1,372,000円 〇全部支給

 

◆例②時給950円で1日7時間、週5日のパート

 

950円×7時間×週5日×49週=年収1,629,250円 ×一部支給

 

◆例③時給1,000円で1日6時間、週5日のパート

 

1,000円×6時間×週5日×49週=年収1,470,000万円 〇全部支給

 

控除される金額は人により異なる上、社会保険などに加入すれば収入はもう少し減るでしょうが、手当をフル活用したい方は上記を目安に働いていくと良いでしょう😀

児童扶養手当に頼らなくても効率よく稼げる働き方は?

児童扶養手当の所得制限に引っ掛かりそうな場合、児童扶養手当をもらった方がいいのか、それとも支給停止になってでも働いた方がいいのか迷いますよね🙎‍♀️💭💭

まず、子供が一人の場合、児童扶養手当の所得制限限度額は230万円なので「230万円+給与所得65万円+一律控除8万円」で控除前の金額が303万円以内であれば最低でも月額10,180円、年間122,160円の児童扶養手当を受給できます🤲✨

 

例えばあなたが年間305万円稼いだ場合、手当は一切受け取れませんが、仮に年収が2万円低い303万円であれば+122,160円の手当がもらえて合計3,422,160円に。手当を受け取った方が効率よくなりますね。

 

つまり、子供が一人の場合…👶

 

・年収が約342万円以上なのであれば、児童扶養手当に頼らない方が効率よく稼げる
・年収303万円以上~約342万円以内なのであれば、児童扶養手当に頼った方が良い

 

上記が目安となるので、年収が300万円を超えそうだというシングルマザーは、どちらが効率良いのかを慎重に考えておきましょう🤔

 

特に子供が小さいのであれば、フル出勤できないこともあるので給料が安定するとは限りません。そのあたりも考慮して適切な働き方を選んでみてくださいね。


著者プロフィール

著者プロフィール

小学生の子供を持つ20代シングルマザー。出産後すぐから地域密着型病院で病棟介護士として4年間勤務。
現在は転職し、フリーライターとして働く。
家事・育児・仕事の並立に奮闘しつつ、楽しいシンママライフを満喫中。港の見える都市在住。