2021.01.29
シンママazusaさんのコラム
子供から「お友達のお家みたいにペットを飼いたい!」とせがまれた経験のあるシングルマザーは多いのではないでしょうか?
ペットを飼う経験は、子供の豊かな感情や責任感を育むきっかけにもなりますが、お世話や飼育費用などのあらゆる負担を考えれば簡単には決断できませんよね…😓
そこで今回は、シングルマザーでペットを飼うときに考えておくべきポイントや子供に与える影響について紹介していきます。
ペットを迎えるかどうか迷っていた方は、ぜひ今後の参考にしてみてください!
結論から言って、シングルマザーでもペットを飼うことは可能です🙆♀️
ただし、ペットを飼うときの準備費用だけでも数万円かかるうえ、散歩やトイレのしつけなどが必要なため、生活面での負担は大きくなるでしょう💦
また、ペットを飼う際は最期まで責任を持って飼い続けなければなりません。
小型犬であれば、平均寿命は12〜15年と長い期間を共に生活しますから、万が一、ペットが怪我や病気をしても最期まで責任をもてるかどうかよく考えてから決断してください。
とはいえ、ペットの与えてくれる癒しは絶大です🥰
仕事から疲れて帰ったときでも愛するペットが迎えてくれれば、気持ちが軽くなるでしょう💗
子供と一緒に面倒をみることで、親子のコミュニケーションがより活発になったり、同じ目的に向かって努力したりできるので、絆が深まるきっかけにもなるかもしれませんね🎵
シングルマザーでペットを飼う生活は、楽しいことが待っている一方で、自宅を長時間留守にできないなど、生活の一部が制限されます。
ペットを飼いはじめてから「こんなはずではなかった…。」と困らないよう、考えておくべきポイントをチェックしておきましょう✅
ペットを飼えば、通常の生活費に飼育費用が上乗せされるので、今よりも金銭的な負担が増えます。
例えば、小型犬を迎えると想定した場合、初期費用だけでも15〜30万円程度😳
その後も定期的なワクチンやトイレグッズ、食事代などの消耗品が必要ですから、毎月1〜3万円程度の費用がかかります💸
さらに、突発的なペットの体調不良で病院🏥にかかれば、高額な医療費がかかるでしょう。
シングルマザーの場合、自分たちの生活だけでいっぱいいっぱいの家庭も少なくないので、圧迫されないかどうか慎重に考えて判断してください。
シングルマザーがペットを飼えば、他に面倒を見る大人が自宅にいないため旅行などの長期外出が難しくなります🙍♀️
当然ですが、ペット(特に犬、猫)は人間のお世話なしに何日も過ごせません🐶💛👩
ご飯やトイレのお世話はもちろん、夏場や冬場であれば室内温度の調整も必要ですし、何より飼い主の不在はペットにとっても大きなストレスです🙀🙀
家を留守にする場合は、ペットホテルもしくは知人に預かってもらう必要があるので、宿泊を伴うお出かけは頻繁にできないと覚悟しておきましょう。
ペットと一括りに言っても、犬や猫など動物の種類によっても飼い方は異なります。
例えば、猫は散歩に連れて行く必要がないうえ、砂がある場所に排泄をする習性があるためトイレトレーニングも苦労しません。
猫のしつけは、大体一週間程度で完了するでしょう👏😸
対して、犬は基本的に散歩に連れて行ったり、トイレや無駄吠え、他人への関わり方についてのしつけだったり、猫に比べお世話に手間がかかります。
小型犬であっても一日最低15分〜30分程度は散歩しなければ運動不足やストレスの原因となりますし、個体差はあるもののしつけには数ヶ月かかるでしょう🐶💦
なお、飼った後のしつけに要する時間や散歩のペースなどは動物の種類によっても変わるので、よく調べてから選んでくださいね。
ペットを飼う前に、家族全員がペットアレルギーでないかどうか確認しておきましょう✅
なぜなら、アレルギーを持っていれば、目の痒みやくしゃみ、蕁麻疹などの健康被害が起こる可能性があるからです😫
筆者の知人にも、犬を飼いはじめてから酷い犬アレルギーが発覚し、泣く泣く手放した家族がいました。ペットにとっても、私たちにとっても最悪の結末ですよね…。
ペットも大切な命ですから、飼った後責任が取れなくなってしまう前に、アレルギー検査を行うことをおすすめします💁♀️
シングルマザーがペットを飼う際に注意しておくべきポイントは多いですが、動物を育てることで子供へ良い影響を与えるのも事実です💮
具体的にどんな影響を与えるのか解説していくので、ペットを飼うべきか迷っているママさんはぜひ参考にしてみてくださいね。
当たり前ですが、ペットは言葉を話せないので、仕草や表情などを読み取り、何を欲しているかを察する必要があります👀
なので、お世話の過程から、相手を思いやる感性や、気持ちを感じ取る想像力など、子供の豊かな感情を育めるでしょう。
また、ペットは犬であれば尻尾を振り、猫であれば飼い主の元へすり寄ってきたりと、それぞれの方法で愛情を示してくれるので、子どもの感受性を高めるきっかけになります👧💕
もちろんペットがいなくとも、日々の日常生活から豊かな感情を育むことは可能ですが、身近に可愛がっているペットがいれば、より情緒豊かに育つ手助けとなってくれるでしょう🌈
子供がペットのお世話をすれば、誰かを助けたり責任を果たしたりする気持ちも養えます◎
また、ペットの存在は「可愛いがりたい❣」「もっとお散歩に連れて行ってあげたい❣」といった子どもの主体的な感情を生み出すきっかけにもなるでしょう。
子どもと一緒に飼う場合は、親子で役割分担をし、決められたことをしっかりやりきるという経験をさせてあげると良いですね👩👧👦
ペットの命は人間よりも短く、いつかは死と向き合わなければなりません😥
愛情を注いできたペットとの別れは子供にとっても辛い経験ですが、だからこそ「命には限りがあるから毎日を大切に過ごそう。」と人生において大切な教訓を学べるでしょう。
シングルマザーでペットを飼うのは、簡単ではないものの、その分与えてくれる幸せや子供に与える影響は大きいです✨
ペットを飼育してみたい方は、ぜひ前向きに検討してみてくださいね😉
小学生の子供を持つ20代シングルマザー。出産後すぐから地域密着型病院で病棟介護士として4年間勤務。
現在は転職し、フリーライターとして働く。
家事・育児・仕事の並立に奮闘しつつ、楽しいシンママライフを満喫中。港の見える都市在住。